これ観た あれ読んだ

読んだ本や観た映画やドラマの感想文

韓国ドラマ「離婚弁護士シン・ソンハン」

ネットフリックスの「今日の番組TOP10(日本)」にも登場している

離婚弁護士シン・ソンハン」を全話観た。

主人公は「秘密の森」とか「シューシュポス」に主演している人で、演技が上手い。

名前はチョン・スンウ、だったけか。

どうも韓国の名前って覚えづらくて、それが役名なのか役者の名前なのかわからなくなってしまう。ハングル語が全くわからないので、クレジットが流れてきた時に確認することもできず、毎回毎回えーっと、となってしまう。まあそもそも覚える気がないと言ってしまえばそうなんだけど。

さて、このドラマなんだけど、元ピアニストが離婚専門の弁護士となって活躍!というドラマで、1.5話完結のような構成になっている。1話できれいに完結するわけではなく、起承転結の起承転まできて続きは次回、って感じになっている。(ような印象)

コメディと言い切るほど笑える内容ではないけれど、ピリピリする法廷ものでもなく、まあ、気楽に観ることのできるドラマ。主人公の幼なじみが二人いて、彼らとの関係性はとってもよく、こんな友達っていいなぁと思わせる。毎回登場するクセのある依頼人とその裁判もスカッとするもの。全12話なんだけど、数話観た感想はこんな感じだった。

元ピアニストが弁護士に、というのが面白そうだと思い、どんな背景なのか気になって観始めたんだけど、その理由がなかなかわからない。

というか私は最後までわからなかった(汗)

毎回さまざまな依頼人が現れて、裁判をし、解決するんだけど、それとは別軸で主人公を巻き込む問題もある。そのこととどうやら関係があるようなんだけど

やっぱりわからなかった。

あと主人公のあたかもライバルのような感じで登場する弁護士がいたけど、コイツの立ち位置がわからなかった。まあかなりのクソっぷりなイヤな弁護士というのは間違いないけど、イヤな上に無能なコイツを悪巧みに加担させたというのもまたわからなかった。

主人公が当事者になってしまった別軸の話(というかこれが本筋なのかもしれないけど)が実はわからんづくしだった

てか、この話が雑過ぎたな〜残念。

幼なじみ3人の絡みは楽しいかったし、依頼人とシン・ソンハンとのやりとりも面白かっただけに非常に残念だったドラマ。

主人公が当事者になる話だけはサスペンス調でハラハラドキドキさせたかったのだろうけど、これが一番いらなかった、という結果に終わった(ような気がする)

元ピアニスト、という過去をドラマチックに描きたかったんだろうけどね。

ちなみに、多分こんな理由でピアニストをやめて離婚専門の弁護士になったんだろうな、という想像はできる。けどそれが本当かわかんないからモヤモヤする。ドラマの序盤で主人公は幼なじみに「なんでピアノを辞めたか知ってるだろ!」と怒鳴るシーンもあったのにな〜

 

というわけでこの「離婚弁護士シン・ソンハン」は、
面白いけど、終盤第4コーナー回ってからが雑さが目立ち、

「伏線回収率40%程度」

なドラマでした。おしまい